■はじめに
本記事では、クリプト便における「パスワードポリシー」を変更する方法について説明します。
パスワードポリシーを適切に設定することで、ユーザアカウントのセキュリティを強化し、不正アクセスの防止が可能となります。
■パスワードポリシーとは
パスワードポリシーとは、ユーザおよび管理者のログインパスワードに関するルールを定める機能です。
パスワードの文字数や使用可能な文字種、再利用制限などを設定することで、安全なパスワード運用を実現できます。
クリプト便では、下記それぞれに、パスワードポリシーを設定することが可能です。
・一般ユーザ
・セクション管理者
・ファイル
・ボックス(ファイル共有)
■主な設定項目
パスワードポリシーでは、以下の項目を設定できます。
| 項目 | 内容 | 指定項目 |
|---|---|---|
| パスワード文字数 | 最低文字数および最大文字数を設定します | 一般ユーザ セクション管理者 ファイル ボックス(ファイル共有) |
| 必須文字指定 | 英字、数字、記号※など、必須とする文字種を設定します ※対象:「!」 「"」 「#」 「$」 「%」 「&」 | 一般ユーザ セクション管理者 ファイル ボックス(ファイル共有) |
| IDを含むパスワードの禁止 | ユーザIDを含むパスワードの使用を禁止できます | 一般ユーザ セクション管理者 |
| 再利用禁止世代数 | 過去に使用したパスワードの再利用を禁止する世代数を設定します | 一般ユーザ セクション管理者 |
| パスワード有効期間 | 一定期間ごとにパスワード変更を必須とする設定です | 一般ユーザ セクション管理者 |
| ロックまでの失敗回数 | アカウントロックまでの失敗回数を設定できます | 一般ユーザ セクション管理者 ファイル |
| 未利用アカウントロック | 不使用日数に応じて、アカウントを自動的にロックすることができます | 一般ユーザ セクション管理者 |
| 初期パスワード無効化 | 初期パスワードのまま放置されたアカウントを自動的にロックすることができます | 一般ユーザ セクション管理者 |
| パスワードリセット | ユーザが自身でパスワードの初期化を行うことができる設定です | 一般ユーザ セクション管理者 |
| パスワード利用設定 | グループに応じて、パスワードの指定を必須とするか否かを設定できます | ファイル ボックス(ファイル共有) |
■パスワードポリシーの設定手順
1 管理画面の【機能設定】>【パスワードポリシー】をメニューを選択します
2 右上【編集】をクリックします
3 変更したい対象(ユーザ向け/管理者向け)を選択します
4 各ポリシー項目を設定します
5 【内容確認】>【更新】ボタンをクリックします
■パスワードポリシー変更時の注意事項
・変更したポリシーは、対象ユーザに適用されます
・過度に厳しいポリシー設定は、ユーザの利便性を低下させる可能性があります
セキュリティと利便性のバランスを考慮して設定してください
・ポリシー変更後、既存パスワードが条件を満たさない場合でも即時変更されるわけではありません
ログインや更新時に新しいポリシーが適用されます
■活用のポイント(運用観点)
セキュリティ強化
・パスワード使い回しの防止
・推測されにくいパスワードの強制
・定期変更によるリスク低減
運用管理
・社内セキュリティポリシーへの準拠
・管理者と一般ユーザでルールを分離
・重要アカウントの保護強化