■はじめに
本記事では、クリプト便における「セクション管理者の作成」方法について説明します。
セクション管理者を適切に設定することで、運用管理の分担やセキュリティの強化が可能となります。
■セクション管理者とは
セクション管理者とは、クリプト便の管理画面にアクセスし、ユーザ・グループ・各種設定の管理を行うユーザです。
付与された権限に応じて、操作できる機能や閲覧できるメニューが異なります。
■セクション管理者の作成手順
1. 管理画面の【管理者設定】>【新規追加】をクリックします
2. 右上【編集】をクリックします
3. 必要情報を入力します
4. 「パスワード」を設定します
5. 「必要な権限」を設定します
6. 【内容確認】>【完了】をクリックします
■入力項目の概要
セクション管理者作成時には、主に以下の項目を設定します。
<アカウント情報>
| 項目名 | 説明 | 必須 |
|---|---|---|
| 管理者名 | 管理者の名前です。 | 必須 |
| 管理者名(ふりがな) | 管理者名のふりがなです。 ふりがなを設定すると一覧で名前順のソートが可能です。 | 任意 |
| メールアドレス | 管理者のメールアドレスです。 クリプト便からの通知メールが届きます。 | 必須 |
| 言語 | 管理者の利用言語です。 ・日本語 | 必須 |
<パスワード設定>
| 項目名 | 説明 | 必須 |
|---|---|---|
| パスワード | ログイン用のパスワードです。 ここで入力したパスワードが初期パスワードとなります。 セクションで設定されているパスワードポリシーに従って設定してください。 | 必須 |
| ログインロック | アカウントのロック状態を表します。 パスワードやワンタイムパスワード連続間違え等によるシステムでの自動ロックの他にも、 編集画面でチェックを入れて更新することで、明示的にロックすることもできます。 | 必須 |
| パスワード有効期限 | パスワードの有効期限です。 有効期限あり パスワードポリシーで定めている有効期間が過ぎた場合、期限切れ後のログイン時にパスワード変更が強制されます。 有効期限なし(無期限) パスワードの有効期間はなく、無期限になります。 パスワードポリシーでパスワード有効期間を「個別に設定する」に設定した場合のみ、本画面でパスワード有効期限の設定を変更できます。 | - |
| ワンタイムパスワード | ワンタイムパスワードの利用状態を表します。 利用するに設定された管理者は、通常のログインパスワードに加えて ワンタイムパスワードを利用してログインを行います。 ワンタイムパスワードの登録には、Google認証システムをインストールできる携帯端末の用意が必要になります。 | - |
<制限設定>
| 項目名 | 説明 |
|---|---|
| 許可IPアドレス設定 | ログインを許可する接続許可IPアドレスです。 入力可能な文字数は1,024文字になります。 |
| ログインドメイン | [専用ドメインオプションの2ドメイン利用時のみ表示] 管理者毎に設定する接続許可ドメインです。セクションで設定された2種類のドメインからどちらか1つを選択できます |
<権限設定>
| 項目名 | 説明 | 表示条件 |
|---|---|---|
| 契約情報 | 契約情報メニューの権限です。 契約に関わる情報の確認と変更を行うことができます。 | - |
| 機能設定 | 機能設定メニューの権限です。 セクション全体に関わる設定を行うことができます。 | - |
| 管理者設定 | 管理者設定メニューの権限です。 管理者アカウントの管理が行えます。 | - |
| ユーザ設定 | ユーザ設定メニューの権限です。 ユーザアカウントの管理が行えます。 | - |
| グループ設定 | グループ設定メニューの権限です。 グループの管理が行えます。 | - |
| 一括設定 | 一括設定メニューの権限です。 「ユーザ設定」、もしくは「グループ設定」の権限を持っていることが前提です。 ユーザ・グループのうち、所持している権限の一括設定のみを行うことができます。 | - |
| ユーザID連携 (SCIM2.0) | ユーザID連携 (SCIM2.0) メニューの権限です。 「ユーザ設定」と「グループ設定」の両方の権限を持っていることが前提です。 | ユーザID連携 (SCIM2.0) |
| 証明書管理 | 証明書管理メニューの権限です。 端末証明書の発行、更新、失効、管理が行えます。 | 端末認証 |
| 共通ログ | 共通ログメニューの権限です。 ログイン関連ログの閲覧ができます。 | - |
| メッセージログ | メッセージログメニューの権限です。 送信ログ・受信ログ・取得情報ログの閲覧ができます。 | - |
| 送信アーカイブファイル取得 | 送信ログからアーカイブファイルをダウンロードできる権限です。 「メッセージログ」の権限を持っていることが前提です。 | 送信ファイルアーカイブオプション |
| ファイル共有ログ | ファイル共有ログメニューの権限です。 ファイルのアップロード・ダウンロードなどの操作ログの閲覧ができます。 | ファイル共有 |
| 共有アーカイブファイル取得 | ファイルログからアーカイブファイルをダウンロードできる権限です。 「ファイル共有ログ」の権限を持っていることが前提です。 | ファイル共有アーカイブオプション |
| 管理者操作ログ | 管理者操作ログメニューの権限です。 管理者による操作ログの閲覧ができます。 | 管理者操作ログ |
| 利用状況 | 利用状況ログメニューの権限です。 過去の利用状況(ユーザ数・通数)の閲覧ができます。 | - |
※契約状況によって、表示される権限が異なります
※付与された権限によって、表示されるメニューが異なります
■注意事項
・必要最小限の権限を付与することを推奨します
・管理者ごとに役割に応じた権限設定を行ってください
・メールアドレスは正しいものを設定してください
・強固なパスワードを設定してください
・必要に応じてワンタイムパスワードの利用を推奨します
■活用のポイント(運用観点)
管理体制の分散
・部門ごとに管理者を設定
・業務ごとに管理権限を分離
セキュリティ強化
・最小権限の原則での運用
・操作ログの確認による監査対応
効率化
・業務担当者へ権限委譲することで運用負荷を軽減